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最新ITの国エストニアの、世界遺産中世の街タリン

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今回降ってわいたこの旅を企画するまで全然知らなかったエストニア。これまでドイツやロシアに蹂躙されてきた資源もない小国はITで立身出世をとげたのだそうだ。スカイプ発祥の国。インターネット投票を導入し、マイナンバーのお手本となった初導入の国。先日安倍さんもいったらしい。法人税不要で世界各国の企業がこの国に籍をおいて一気に増殖しているのだそうだ。

凍った暗いバルト海をのろのろ進む巨大フェリーで2時間半。北側の航路をとってタリンAターミナルに入港したのが10時半。ああ、もう、まっくら・・・・だれもいやしない・・・

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宿のあるオールドタウンまで、ホテルを予約した時にみた地図では歩けそうなので、てくてく歩き始めた。目印はみえているのですぐだな、と思い。今回は飛行機代がタダなのでホテルはちょっといいところにしてみた。

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ところが、世界遺産になっているらしい中世そのままのオールドタウンは細い道が枝分かれして、わからなーい。

通りにはだれもいないし、お店らしい扉も閉まってるし、地図なんてないし、こまったな~、まあ、適当にあるいてりゃ見つかるだろう・・・とおもったけどそうはうまくいかないんだな、これが。ああ、もう、おしっこしたいし、荷物重くなってきたし、滑るし、もう・・・・

あ、灯りだ!ナイトクラブが開いてる!

おじさん、このホテルどこかしってる???ときくと、「あーこりゃ行き過ぎだよ、あそこまでもどって右にまがると下り坂だからそのへんだよ」っていう。え~やっぱり歩きすぎたか。しょうがない。てくてく。

でも坂をくだるとまた分かれ道。どっちよ???ああ、えい、くそ。。適当にいっても暗い細道で、予約したのは5つ星だからこんな寂れたところのはずがない。ああ~どうすべ~~とみるとまた灯り。ドアを押して中に入って、すんませーーんと声をかけるとお兄ちゃんがでてきた。

あのー、このホテルどこかわかります?ときくと、さすがIT立国で名高いエストニア。さっとIPADを取り出してストリートビューで確かめてくれた。やれやれ、これでなんとかいけそうだ。お礼をいってまたてくてく。

そしてみつけた~~~。やっとあった;;。遅くなると連絡はしてあったけど、時計をみると11時半。港に着いたのが10時半だからかれこれ1時間もさまよってしまった。泣。

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すてきなお部屋に案内されて夜中ではあったが熱いお風呂で冷えた体をあっためてからフカフカのベッドにもぐりこみました。よかった。

翌日は起きてからまたお風呂に入った後、7時半ごろおなかが空いて朝食に。シックで落ち着いたこじんまりしたこのシュロースルホテルは、500年前の大商人の館だそうで、梁も石壁もどっしり落ち着いて素敵だ。スタッフも静かで大人でインテリジェント。食事もほとんど一人ですごして,最後のほうでやっと他のゲストが1組くたくらい。ほんとに静かに過ごせて素晴らしい。毎日お水とチョコを夕方かごにいれてもってきてくれる。朝はゲストの国語で書かれたたニュースまとめをドアにかけてくれる。タオルもアメニティも上質。非常に気に入ってしまった。

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ゆっくりと上質な朝食を楽しんで、どうせお店も開いてないからと思い、10時から歩きにでてみる。ガンガン小雪が降っている。まずはツーリストインフォメーションにいって、12時からというフリーツアーの詳細をきいてみる。申し込みも必要なく、集合すればいいとのこと。それまでにおすすめのところを聞いて、ぶらぶら歩きだす。さすが中世の街。冬で色彩にとぼしいけど、その分本当らしい雰囲気があふれている。ハイファンタジーに出てきそうな感じです。いいね!これはやっぱり重くてもデジイチもってくるべきだった・・・と後悔。絵になる風景が盛沢山なのに、アイフォンでは大味な記録写真しかとれない。残念。

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ナントカ通りという味のある小道や有名なセーターの壁(地元のおばちゃんたちが手編みのセーターなどニット製品を露天で売っている)、両サイドの城壁、北側の門などをみてまわる。途中、お店のショーウインドウをのぞくのだが、どれもこれもほんとに素敵。センスのいい、陶器・ガラス・木・布・毛糸・フエルトなど、様々な素材で作られた独創的な作品が、とても素敵にディスプレイされていて、購買欲を抑えるのに苦労する。なんでこんなにセンスがいいんだろう。どこ由来なんだろう。いわゆる北欧デザインとは違う、ほっこりとあったかい、ユーモアも感じるような、実に好みのデザインが目白押しなのよ。いいわーここ。

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昼からのツアーは30人ほどあつまった。学生さんなどのボランティアによる、町の歴史や文化を織り込んだ徒歩ツアーなんだけど、これが2時間もかかるという。小雪ふきすさぶ中での2時間はなかなか修行だ。英語もどんどん早口になり、こっちも集中力がなくなり、10時から休みなくあるいているので冷えたしトイレも行きたいしおなかもすいたし、あと2か所を残すところで食料品店をみつけてついに離脱。ホテルに帰って一休みして昼ご飯をたべる。

ちなみに本日のガイドさんは20すぎたくらいの緑色の髪の毛の女性。北国の人はパンキーなのかしら。それとも色彩が乏しいから色がほしくなるのかしら。ピンクの髪の毛とか手首までのタトゥーとかけっこう見かけた。そういえば「ミレニアム:ドラゴンタトゥーの女」も舞台はスウェーデン。ロシア近隣諸国からの売春シンジケートとか(それも幼女が多いとか)けっこう腐ってるイメージもあるな。。。

ミレニアムはスティーグ・ラーソンの3部作まですごく面白くて一気読みしたが、死後に別人のラーゲルクランツによって書かれた4部はどうかなとおもって敬遠していた。久々に映画を見直してやっぱり続きが読みたい、と4を読み始めたところ。

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夕方もう一度、夜景を見るのとお土産を買いに出てあとは部屋でゆっくり。

翌日はまたフェリーにのってヘルシンキにもどり、今度はちゃんと切符をかってそのまま空港へ直行した。ちゃんと、というのは、ヴァンター空港到着時、案内通りにすすんだらいつのまにか改札もないまま電車にのってしまい、気が付いた時には後の祭り。乗客に聞いたら車内改札がくるからといわれて待っていたけどこなくって、結果として無賃乗車をしてしまったのだった。ごめんなさい。

ちなみに券売機はすべてカード決済。たった5ユーロでもコインじゃない。なんでもかんでもカードですんじゃうのでキャッシュはお守り程度でいい。

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おしゃれで広いフィンエアのラウンジの食器はマリメッコ?とアラビア?イッタラらしい。ベリーのヨーグルトがゲキウマでした。JALは遅れまくったけど、無事3泊4日の旅から帰ってまいりました。

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今度行くなら夏かな。デンマークの友達もぜひ来てというので、じっくり計画するとしよう。

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極寒の日々にまた一つ歳をとりました

ラニーニャ恐るべし。毎日氷点下の朝。大雪から10日たって、やっとほぼ乾いた路面が家から駅までつながるようになったのでひさびさに自転車通勤。ほぼ、というのはまだ一部全面氷の日陰があるから。そこだけは押して歩かねばならぬ。

そして明日から明後日、また降るとか降らないとか。実は先週、外の水道がはずれていて、一昼夜噴水状体になっていた模様。だいぶ水道代がかかってしまうかも。ひぃ。

とはいってもしあさっては節分。恵方巻たべなくちゃ。やのあさっては立春だよ。うわあ。

いつも思う。なんでこんなに1年で一番極寒の時期に生まれたのか。だからこんなに寒がりなのかしら。寒いと全面的に機能停止しちゃう。そんななか、方々のお友達からお祝いをいただいて子供気分でうれしがってる。みなさんありがとうございます。当日に設定した健康診断では、昨年より腹囲が5cm以上減って、昨年がんばった筋トレの成果が出ている模様。他の結果は1か月後。あしたは家族といけてるイタ飯屋さんでご飯会の予定。ケーキもたべなくちゃ~。日が近い親友との誕生会も昨年はとばしたので今年は催行予定。何食べにいこうかな。

しかし、おかあちゃん、大変だったろうなぁ。57年前のド田舎ですから。暖房設備も豆炭とかだったろうし、羽毛布団などあるはずもなく、夜泣きがひどかったというわたくしを、母は絞め殺したくなったんだそうです。実話。

そうなのよね。子育てしてたら誰だって1回はそう思う瞬間があるはず。

そんなわけで山も積極的に行かない日々なのでこのごろは走るようになった。回り中なんだかランナー化していて、なんとなく走ってみたら結構走れる。冬場のトレーニングとしてはまあ、手軽だし。

走るようになってわかったのが、音楽が欲しくなること。携帯ももってないといけないからそこから音楽を聴こうとするとコードが邪魔でしかたない。なるほど、だからブルートゥースイヤフォンが流行るわけね。そしていろんなものがあると重くて、がちゃがちゃポケットが動くのが煩わしい。鍵だけはしかたないけれども、そういうわけでみなさん、アップルウォッチとか欲しがるわけね。

さすがに今はそこまではいかないけど、とりあえずコードが邪魔なのは通勤でも感じていたので、初歩的なお安いイヤフォンを買ってみた。左右分離型は高いのでコードでつながっているタイプ。JVCの3000円。まあ、悪くないけどタッチノイズが意外と気になるなあ。

本はスティーブン・キングの代表作といわれているという「IT」を読み始めた。医者にいったら待ち時間が長くて、何も持ってないので隣の本屋で選ぶ間もなく買ったんだけど、まあ、読んでおくべきもののようなのでとりあえず。しかし饒舌だ。この時期アルコールと薬でハイだったということだけど。

映画はついにムスコ1,2とともにスターウォーズを3Dで見に行った。が。

うーん。。。評価が分かれるところらしいが、私はいまいちだったなあ。なんか子供っぽくなった。対話内容も登場人物の関係も単純で、プロットにも奥行きがなくなった。キャスティングもなんか偏ってるし、へたくそな若いのか往年の若者しか出てないし、バランス悪すぎる。役者でひきつける人がいなかった。キャラクターにしても、なんだかへんてこりんなものをたくさん出せばいいってわけじゃないだろ。チューイも人間ぽくなりすぎ。だいたい名前からして違和感満載のスノークはなんじゃありゃ。全編通してわくわく感がなかったなあ。

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雑記

私がやってる仕事は季節労働者的傾向があって、季節というようり月の中でのことなんだけど、月末月初が大変なのに中旬だけはぽかっとヒマになる。

んで、この時期は定時で帰れるし、映画や本もゆっくり楽しめる。

                      沈黙 -サイレンス-

映画は最近みたのはスコセッシの「沈黙」。中学から高校にかけて、遠藤周作と北杜生は私にとって2大巨頭だったから、硬軟併せてほぼ読破した。とはいえ、やはり子供だったんだな。映画をみて、記憶にある筋と違うし、細部は忘れてるし、テーマだけはしっかり残っていたけれど。そんなわけでいまどきのツール、KINDLEで買って再読してみた。

映画には珍しく100%に近いほど原作をトレースしていて、感心した。しかし欧米でも高い評価を受けているという「沈黙」ではあるが、20年温めていたというから、なにがそんなに彼の琴線に触れたのか聴いてみたい。

再読した感想としては、子どもの頃に比べてピュアに受け止めなくなったなあということ。キリスト教(カソリック)のあれこれを知った今は、そこへの未知のあこがれや期待などはからっきしなくなっているのが大きいと思うけれども。遠藤氏の言わんとすることは当時と同じく響いてくるのだけど、そのテーマについての懐疑は、当時ほぼなかったのに、今はかなり深い。カソリックというより、そこで生まれた宗教が、まず風土が異なる、そして文化の異なる別の地域で同じように息づくかというと、わたしの考えは否だ。たとえばフィリピンや南米もカソリック教徒は多いけれども、本質はどうかというと、変質せざるを得ないと思うし、誰もがそれをわかっていて言わないだけだと思う。

ヨルダンのネポ山からの風景を見たとき本当にわかった。こういう、水も緑もない荒野であの宗教はうまれたのだということ。親族以外には決して心を許さず、白か黒かの世界で奪うことも殺すこともごく当たり前の文化に生まれたものだということ。そのような厳しい世界で必要だった宗教だということ。

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それにくらべて仏教は国土風土を越えても、本質は変わらないのではないかと思う。なぜなら寛容だから。より宇宙に近い哲学だからだろうと思う。写真は上野の家のうら、谷中墓地の桜だが、温暖で水も緑も豊かで穀物も果物もたっぷりと実り、4つの季節には美しい風景が 移り変わり、暖かいお湯が沸き、のんびりと和気あいあいと優しい気持ちでお互いを思いやりながら暮らしていけるこの国。うまし国なのだ、ほんとうに。

ま。宗教なんてものは必要な人が自分の都合のいいように受け入れればよいのであって、本物の求道者を除いて、生きる為のツールだと思うから。

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身の回りのこととしては、愛車グース350を、ついに手放した。車検代がかかるのと置く場所がないから。

誰かのもとにいって愛されてほしい。というわけで預けていたR1Zに乗らなくちゃ。

 

ロードスターはダンナの庇護をうけることになり、だいぶガタピシしているものの無事車検も通り、とりあえずブレーキを少し直して、今後はロードスター専門店の門をたたいてみようということになった。私はもうそろそろ売り時かなと思っていたが、ダンナは乗れる限り乗りたいという。乗り心地とか匂いとかが、初めて手に入れた初代オースター(ヴァイオレット)と似ているのが嬉しいらしい。

やっと春になって、山が芽吹いてきて、あと1ヶ月もすると夏山シーズンインだ。ほんとは残雪で北鎌尾根に行ってみたいとおもっていたのだけれど、そんなわけでタンザニアに2回の週末をささげるので、またの機会となった。

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用賀の大使館までビザの取得に2往復した。用賀ってあのバカに混んでる大幹線道路や高速のごちゃごちゃうるさいところのイメージだったけど、一歩はいるとまあ、すばらしい、閑静な高級住宅地じゃございませんか。

そんな静かな(ひまそうな)大使館の受付女子がうらやましかった。こんな職場いいな~。無事すんなりとビザも取得。館内に展示されている埃をかぶった木彫りや動物の写真や産物のプリミティブな雰囲気にもう、ワクワク。心底行きたかったところに行ける喜びに打ち震える。

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渇望

なぜか突然強烈にすぐにでもラダックに行きたいと思う。

行きたくて行きたくて胸が苦しくなってきた。

ラダックを知ってからどのくらい経つだろう。

なぜこんなにも荒涼と乾いた寂寞の地に惹かれるのだろう。

もうヴェネツィアもドイツも心の片隅に追いやられてしまったほど。

とはいえ。

ヴェネツイアについては塩野七生氏の「海の都の物語」全6巻のとうとう最後にきた。

長いヴェネツィアの歴史はそれは面白く、引き込まれてしまった。氏の著作は、若い頃は作風が鼻につくというか、違和感があってあまり好まなかったのだが、読めるようになったというのは年齢を重ねたせいだろうか。

最近なにかにつけてそれを感じる。

四捨五入したら還暦だもんねぇ~~~。

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備忘

8日から今年もまた大雪山系縦走に出る。

2年連続なのでちょっとバリエーションをつけて、今回は旭岳から入ることにしている。

旭岳は4年前ピストンした時も下から登ったけど今回ももちろん下から。北鎮のほうまで回ってから南下しようと思う。

山の合間の備忘。

最近これといった映画がなくてつまらない。そんな中でダントツ光るのが「Game of Thrones」。これは本当に秀逸だよ。初めて見たときから虜になったんだけれど、現在のSeason 6もまた、繰り返し見ている。原書もKINDLEでだいぶ進んだ。

その他の最近作は見始めても途中でやめてしまうものばっかり。

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本はオルハン・パムクの「わたしは赤」をがまんして続けていたけどどうにも無理で放棄。持ち球最後の砦、ダン・ブラウンの最新作「インフェルノ」をやっと読み終わった。ハードカバーなのでお風呂に持ってはいるのもためらわれたのもあるけど、訳者のあとがきにもあるように、ダン・ブラウンらしくない、単調かつスピード感のない読み心地で上巻がなかなか進まなかった。後半も勢いがついたのはほんとに終盤だけ。これまでのものよりは遥かに地味というか落ち着いているというか。ダン・ブラウンはあの疾走感がいいのにな。キラキラしたものはなかったかなぁ。取り上げているテーマは重いもので考えさせられたんだけど。それとダンテを読もうとは思ったけど。

そしてベネチアに行かねば!という気分にさせられた。沈みゆく都ですよ。

で、昨今の英国EU離脱に始まる円高なわけだ。すわとチケットサイトを見たんだけれど、なーんだ。ちっとも安くない。フェアは半年前とか1年前とかに決まるのはわかるんだけど、それ、為替に直してだしてるわけでしょ、エクスペディアとかイーナとか。なんで安くないの???おかしくね??

輸入物だって全然安くないじゃん。チャンスとばかり輸入業者はホクホクと懐を肥やしているんだろうなぁ。くやしい。

なぜって、北海道を前にして靴が壊れた。ファイブ・テン(アメリカの靴ざんず)のイグザムガイドを愛用していて、これが軽くてグリップがよくてこれで行こうと思っていたのに。ソールが半分以上はがれて、あわてて最強のリペア材というので補修したのだが、先週の白毛門のたった数時間でもとの木阿弥。

さらにあわてて必死で探してやっと見つけた同種の靴をサイトで注文したんだけど、メーカー在庫切れで、各店舗探すので10日かかるという。間に合わないよ。

ファイブテンはキャラバンが日本代理店をやってるんだが、どうもごちゃごちゃとお家事情があるらしく、まともに手にはいらないのよね。しかたないのでわざわざ巣鴨の直営店にいってなんとかやっと1足、これならというのを手にいれた。しかもイグザムガイドじゃなくてキャンプフォー。まあ、軽くなった最新モデルだから悪くないんだけどさ。お高くて悲鳴。

 

話がそれたが、インフェルノの舞台は、フィレンツェに始まり、イスタンブールに終わる。

フィレンツェは20歳の時、初めてのヨーロッパ旅行で訪れた。ヨーロッパ文明における至宝というべき街。イスタンブールは半年前にじっくり味わったこれまた東方の至宝。この対を設定するあたりはさすがダン・ブラウン。

手に取るように、肌で感じるように、本の世界に入り込めるのは嬉しいことだ。やっぱり旅はやめられない。

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近況

カンボジアの旅から1か月以上がたちましたので、そろそろなんか書かんと。とおもい。

まず、4月初めは母がでてきたのでアテンド。姪がどうしたことか桐朋音大に合格し、音大にいきたかった母はぜひ自分も入学式にでるというのでしかたなく、予約していた乳頭温泉をキャンセルして。。。
第2週には、うちから猫友のお宅へ嫁入りした、スノーシューとおぼしき里子猫のマウちゃんが享年16歳で旅だった。お見送りでみんなしてオイオイ泣いた。喜びをありがとう。
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ウェブで養子縁組したマウちゃん。    冷麺祭りをしていた焼肉ヤマト。380円なり。
そしてそのリベンジが4月第3週。今年は雪解けが早く、盛岡あたりは高い山以外は全然雪がない。焼肉と冷麺を食し、たっぷり大好きな鶴の湯を堪能してきた。
連休全はは八ヶ岳。後半は家族と山小屋にてタラの芽ハンティングおよびBBQという、これまた久々のアクティビティ。この7,8年は、わたしが山か旅に出ていなかったので、実に久しぶりだったのでした。
家ではいつも咲いてるのがみられない花が見られたり、バイクのったりして、なかなかこれはこれでよろしい。
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八ヶ岳ミドリ池          ヒマラヤの青いケシ。今年の苗は全然青くない
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ナンジャモンジャ          イングリッシュローズのコンテ・ド・シャンパーニュ
愛車、グース350

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山のはざまに

NZ実現に向けてリサーチの傍ら、もっぱら本もそれっぽいものばかり。

  
スラヴォミール・ヴィッツの「脱出記」にはやられた。
久々にとまらなかった。事実を極限までしぼった内容と筆致がすごい。静かに迫るものがあった。これはぜひ読むべし。
そしてお風呂用には文庫の中古で「空白の5マイル~チベット、世界最大のツァンポー峡谷に挑む」と、通勤用には日本の本では珍しいペーパーバックの「ジョン・ミューア・トレイルを行く」
後者は白黒ながらたくさんの写真が取り込まれ、脚注も豊富で、実際に著者加藤さんと歩いているように楽しめた。次は同じく加藤さんの「メインの森をめざして」。これもペーパーバックなんだけど、とっても分厚い。。
加藤さんはアパラチアントレイルがジョン・ミューアの次の目標であり憧れだったそうだが、2005年に踏破されたのち、皮肉にもALSを発症され、2年の闘病ののち2013年4月に62歳で亡くなった。巡り合うのは今となったけれど、出会えてよかったと思える人物だ。
読み急がないでじっくり味わいたいとおもう。

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2015紅葉

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今年は隔週で東北から紅葉を楽しんでいる。

どこも素晴らしく美しく、ことしは紅葉はあたりのようだ。紅が素晴らしく、どんぐりの類も汚らしい茶色でなくて鮮やかでみずみずしい黄色に色づいていてとてもよい。
10月初めは八甲田、八幡平で。
10月3週目は山梨、増冨周辺で。
10月最終週は佐久と軽井沢周辺で。
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東北は雨だったけれど、それいがいは本当に掛け値なしの真っ青な秋空に、映えることこの上ない。やはり紅葉は蒼天に勝るものはない。
11月になった。ちまたはかぼちゃやら扮装やらでにぎわったようだ。
山も終わり。これからは雪になる。今年はちょっと雪、まともにいこうかな。
アルパインが懐かしい今日このごろ。
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本は、T・R・スミスの「チャイルド44」。初めての作家だけれどよかった。
これがスターリン時代のロシアを扱ったもの。
次は加藤則芳さんの「ジョン・ミューア・トレイルを行く」にしたかったのだが、スラヴォォミール・ラヴィッツの「脱出記」を先に手に取った。副題の「シベリアからインドまで歩いた男たち」というのが気になったのだった。作者の体験をつづったものだが、これがたまたまというか、スターリン時代のポーランドで捕虜から強制収容所送りになった作者の体験をつづったものである。まさに壮絶。それが淡々と語られるのだ。ものすごい。
そんなわけで相変わらずロングトレイルへの渇望を胸に育みつつ、ちょうどGOGOの記念になる来年、手始めにNZのトレイルを歩いてみようかと思い立った。
さっそく来年の手帳を100均で買い込んでみたら、なんとがっかり。来年は激しく連休貧乏なのである。こまった。
NZをやるのなら4月頭までである。がっつり有休を使わないといけなさそうで、悩みどころだ。
ちなみに100以上あろうかというNZのトレイルは、グレートウォークという7本の特別なトレイルがある。NZではハイキングでもトレッキングでもなく、「トランピング」という言葉を使うようだが、何度も行かないと思うので慎重に選びたい。7本の中で最も有名なのは「ミルフォードトラック」であり、世界中のハイカーが憧れるという大人気ルートである。がゆえに、予約も大変、入山制限も厳しい。それより短くて山岳風景の折り紙付きが「ルートバーントラック」で、これまた予約も人気もたいそうなもののようだ。
ミルフォードサウンドには行ったし、アンチメジャーであるのでここは興味ない。
そんなわけで狙いはヒーフィーかケプラー。ケプラーはサーキットなので入山下山が楽で、輸送費もかからない。ヒーフィーのほうが好みにはあうのだが、これはシングルウェイかつ、入山下山に1時間以上の輸送が必要なうえ、ベースとなる街も空港からかなり遠い。
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これからしばらく、実行に移すかどうかも含めて楽しく悩ましい日々となりそうだ。
左はことしもいただいた秋の味覚、零余子ごはん。
田舎の両親が散歩の度に見つけてくれたものらしい。
メニューはひなびたごはんに合わせてにくじゃが。

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最近のTOPIC

最近見た映画でよかったもの。

原題「imtation game」
以前、コンチータ・ウルストがどんな人が知りたくて、いろいろと調べていたとき、イギリスの天才数学者でゲイであることが発覚したがゆえにその業績も抹殺され、最終的に自殺した不遇の人のことを知った。コンピュータの始祖を発明開発した人としても。
それがここで合致するとは。
 
加えて、この数か月読み漁っていたケン・フォレットの各作品のバックグラウンドである第二次世界大戦当時のイギリスの状況、たとえば連合軍の総攻撃に関する情報合戦、つまりはドイツ軍の暗号をイギリスが極秘に解読していたことや、暗号合戦のあれこれが、これまたここで合致。ますますケン・フォレットの良さを感じている。
その孤高の生涯と、その功績にまつわるさまざまな軋轢、困難、障害、彼の中の成長や変化が非常に興味深く丁寧にまとめられている。秀逸な作品だった。
 
がしかし、ケン・フォレットも最近作の「巨人の落日」をもってしばしお休み。
ひとつはほぼ全作品読んでしまったことと、しばらくはペルシア語の勉強に時間を割くから。
あのミミズみたいなアラビア文字が読めるようになった♪
好きこそものの、というけれどまったく。
気持ちがあればできるもんだな、ほんとに。
とても無理とおもっていたあのアラビア語がすんなり頭に入ったのだもの。
とりあえず旅に必要な程度はなんとかしたい。
フランス語、スペイン語も昼休みにぼちぼち続けているのだけれど、今日完全に理解したと思っても、次の日には忘れている鶏アタマに泣けてしまう日々。やれやれだ。

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年末ちかしで近況まとめ

  

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    長崎・軍艦島             阿蘇・米塚

いつの間にか12月も半ばとなってしまった。はやいなあぁ。
11月連休は友人と九州へ。自分の地元やらイカやら自分もほとんど知らない長崎やら、そして大分の温泉巡りと、大義名分の登山は九重。最高のお天気で素敵な旅だった。
温泉は、長らく行きたかった長湯ラムネ温泉とミョウバン温泉の泥湯。これはどちらも驚愕だった。東北や長野の硫黄泉ともまた違う、強烈さだった。もうひとつ、玉川温泉に次ぐ日本第二の強酸泉、塚原温泉火口乃泉へも。こちらは鉄イオン、アルミニウムイオンの含有率も日本一というのだけれど、いう割に透明で穏やかな湯だった。

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   夕景の島原半島             阿蘇の雲海

映画は「The Giver」がよかった。今週末はいよいよホビット完結編公開。わくわく。
本は相変わらずケン・フォレット。ギャングの話の「ペーパーマネー」の次はアフガン戦争に絡むスパイの「獅子とともに横たわれ」。これには実在の、アフガンゲリラの頭目、マスードも登場して、息詰まる攻防や厳しい山越えの冒険もありで、面白かった。やっぱり冒険だよなぁ。

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   塚原温泉の火口           阿蘇・草千里

でも。
これがはメインではなくて。


今月初め、同志と思っていた前の社長が引退してしまった。突然に。10月飲んだ時に、あまり遠くない将来といっていたけれど、あまりにも急な展開で、思った以上に衝撃と打撃を受けてしまった。同年の彼は、温泉、歴史、そばからビジネス、世界情勢、宗教から生き方まて語り合える、ニュートラルな話相手だった。
時間が大切だということがとても真剣に思われてきたという。
生活の手段は確保してあるようだけれど、それでも大決断だ。まだ54。男性としてはもう一花もふた花もあるだろうに。

そして私はどうだろう。と思うわけですよ。
面白くない、興味もわかない仕事だけれど資金のためには捨てられないでいる。それもでも長くはないだろう。契約社員の身分は保証されたものではない。

そしてもう一つ、いや二つ。一つは一度は思い立ったJICA。できるなら初志貫徹、一生に一度は人の役にたってみたい。そのためには早ければ早いほどチャンスは大きい。
二つ目は旅。やはり私にとって、根源的な衝動は旅なのだとしみじみ思うに至った。
その旅を遂行するための資金は十分とは言えないし、もしJICAに行くのなら、仕事も長くは続けられないだろう。

あれやこれや考えると、そろそろ準備にはいらなければならないと思い始めた。
本や映画、温泉や山、ダイビング、楽しくやりたいことができる生活はとても素晴らしいのだけれど、このままぬくぬくとそんな生活を続けていても、先の展望はない気がして焦る。
それで発動したのが「旅馬鹿PJ」。この先15年のスパンで作戦を遂行していこうと思う。70歳くらいまでは何とか動けるんじゃないかなあ。

目的地は
①ケニア~タンザニア
②トルコ~シリア~イラン~イスラエル
③カナダ~アラスカ
④スペイン~南仏~イタリア
⑤メキシコ~カリブ
番外:ナミビア、ラダック、チベット、パタゴニア

やっぱり語学。フランス語とスペイン語が片言でも会話できる程度にはなりたい。
資金作りとブラッシュアップを兼ねて、日本語のプライベートレッスンも始めないと。
思ってるだけじゃなくて動かないとね。

動く手始めとして11月から始めたダイエットは無事成功。ひさびさに軽くなって快調。
腰も5か月通っている先生によってだいぶ良くなってきたので、リハビリ中の師匠とともに、毎週こつこつクライミングジム通いも始めた。プールは夏より頻度は減ったけれど、これもボチボチ続けている。1年ぶりにエアロバイクも復活。(てことで映画なんだけど)。
山が雪山になったので、さすがにこれの荷物を背負うのは無理だから、冬の間はスキー。

そして。
モロッコ行は、あとエアのキャンセルだけだけれど、どうしても最後の決断ができないでいる。気持ちも萎え、他の予定も固まってきたし、行けば大枚はたかないといけないから、今の財政ではキャンセル必定なんだけどね。ぽちっと手放すのが名残惜しくて。

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